【労務】何か起きてから社労士へ電話する会社から、何も起こさない会社へ
2026年10月25日 10:56
対応地域:全国対応
主な対応地域:尼崎市、西宮市、大阪市、伊丹市、兵庫県、大阪府
対応方法:チャットワーク、メール、オンライン面談、電話、訪問
秋山社会保険労務士事務所
秋山社会保険労務士事務所の給与計算セカンドオピニオン
https://akiyamasr55.com/kyuuyokeisan
秋山社会保険労務士事務所の労務健康診断
https://akiyamasr55.com/roumukansa
社労士への電話には、大きく分けて2種類あります。
一つは、「社員からこう言われたんですが、どうしたらいいですか」という電話。
もう一つは、「来月からこういう運用に変えようと思うんですが、問題ないですか」という電話です。
同じ「社労士に相談する会社」でも、この二つはかなり違います。
前者は、すでに何かが起きています。後者は、まだ何も起きていません。
私は、会社の労務管理を見るうえで、この違いはかなり大きいと思っています。
トラブルが起きてからの相談は、できることが限られる
例えば社員から、「残業代の計算がおかしいと思います」と言われたとします。
この段階で社労士へ相談すると、まず事実確認から始まります。どんな勤怠管理をしていたのか。
給与計算はどうしていたのか。いつからその処理をしていたのか。対象者は何人いるのか。
会社は社員にどう説明していたのか。ここで問題が見つかれば、次は「どう直すか」の話になります。
つまり、すでに選択肢が狭くなっています。本当はもっと簡単な方法があったとしても、
すでに何か月も運用している。すでに社員へ説明している。すでに給与を支払っている。
となれば、簡単には戻せません。これは労務に限った話ではありません。
会社経営では、始める前なら選べたことが、始めた後では選べなくなるということがよくあります。
社労士へ相談するタイミングを、一つ前にずらす
ではどうするか。難しいことではありません。
社労士へ電話するタイミングを、一つ前にずらすだけです。
「固定残業代を廃止したいんですが」ではなく、「固定残業代を見直そうと思っています」の段階。
「この社員と揉めています」ではなく、「最近この社員とのやり取りが少し気になっています」の段階。
「給与計算を間違えていました」ではなく、「この計算方法、ずっとこれでやっているけど本当に大丈夫かな」の段階。
相談する内容は似ています。でも、相談する時期が違います。
そして、その差がかなり大きい。
問題が起きてからの相談は、どうしても「処理」になります。
問題が起きる前の相談なら、「設計」ができます。
私は、社労士を使うなら、こちらの方が会社にとって価値が大きいと思っています。
給与計算は「事故が起きるまで気付きにくい」業務
その典型が給与計算です。給与計算は毎月必ず行います。
だからこそ、一度やり方が決まると、そのまま続きやすい。
前任者から引き継いだ計算式。昔から使っているExcel。以前から続いている手当。いつの間にか定着した欠勤控除。
誰かが一度決めた残業代の計算方法。毎月給与が振り込まれていると、それだけで「回っている」ように見えます。
ところが、給与計算は、間違っていても毎月ちゃんと動くことがあります。
ここが怖いところです。
機械なら故障すれば止まります。給与計算は、処理に問題があっても止まりません。
そのまま翌月も計算できます。だから発見が遅れます。
そこで弊所では、給与計算そのものを受託していない会社についても、給与計算セカンドオピニオンとして現在の計算
方法を確認しています。「給与計算を外注してください」という話ではありません。
今のやり方を続ける前に、一度、別の視点から確認してみる。
そのためのサービスです。
毎月続ける処理だからこそ、一度の確認には意味があります。
労務監査は「悪いところ探し」ではない
もう一つが労務監査です。「監査」と聞くと、何か違反を探される。細かいところを指摘される。
そんな印象を持つ方もいるかもしれません。でも、私が重視しているのはそこではありません。
労務監査で見たいのは、会社が今後どこで困りそうかです。
例えば、担当者が辞めたら分からなくなる処理。社員が増えたら回らなくなる管理方法。
今は問題ないけれど、人数が増えると危なくなる運用。会社独自のルールなのに、社内で共有されていないもの。
こういうものを先に見つける。それが労務監査の大きな意味です。
会社が10人のときに何となく回っていた方法が、30人、50人になってもそのまま使えるとは限りません。
会社が成長すれば、労務管理も変える必要があります。
事故が起きてから直すのではなく、会社の規模や働き方が変わる前に点検する。
そのために労務監査を使う方法もあります。
対応地域:全国対応
主な対応地域:尼崎市、西宮市、大阪市、伊丹市、兵庫県、大阪府
対応方法:チャットワーク、メール、オンライン面談、電話、訪問
秋山社会保険労務士事務所
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月次顧問で一番価値がある相談は、「まだ何も起きていない相談」
月次顧問についても同じです。
「社員と揉めました」「退職者から請求されました」「労基署から連絡が来ました」もちろん、こういう相談にも
対応します。でも、顧問契約で一番価値があるのは、まだ何も起きていない相談だと思っています。
「来月からこの制度を始めようと思う」「この人をこういう条件で採用したい」
「最近残業が増えている」「この手当、そろそろ見直したい」「勤務体系を変えたい」
こういう段階で相談できれば、会社にはまだ選択肢があります。
止める、変える、延期する、別の方法を取る、社員への説明方法を考える。
事前ならいくらでも考えられます。ところが、実行してからでは選択肢が減ります。
だから私は、社労士への相談回数を増やすことより、相談するタイミングを早くすることの方が重要だと思っています。
「困ったら電話します」から卒業する
初めてお会いする経営者の方から、「何かあったら相談します」と言われることがあります。
もちろん、それでも構いません。
ただ、できれば、「何かする前に相談します」という会社になってほしいと思っています。
なぜなら、その方が会社の選択肢を残せるからです。
労務トラブルへの対応力が高い会社とは、トラブル処理がうまい会社ではありません。
そもそも大きなトラブルになる前に手を打てる会社です。
秋山社会保険労務士事務所では、現在の給与計算方法を確認する給与計算セカンドオピニオン
会社全体の労務管理を点検する労務監査、日常的な判断を事前に相談できる月次顧問に対応しています。
「何か問題が起きたから相談する」だけではなく、「これから何かをするから相談する」
そんな社労士の使い方もあります。
社労士への電話が、「どうしましょう」から、「こうしようと思うんですが」に変わった会社は、強いです。
何か起きてから社労士へ電話する会社から、何も起こさないために、先に社労士へ電話する会社へ。
労務管理は、事故処理より事前設計の方がずっと楽です。
対応地域:全国対応
主な対応地域:尼崎市、西宮市、大阪市、伊丹市、兵庫県、大阪府
対応方法:チャットワーク、メール、オンライン面談、電話、訪問
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