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【労務】小言が多い社長・管理職へ。部下を「減点方式」で見ていませんか?

2026年09月04日 08:32

部下の仕事を見ていると、できていないところはよく目につきます。

社長や管理職からすれば、仕事なんだから注意するのは当たり前。本人に成長してほしいから言っている。

という感覚かもしれません。もちろん、仕事上のミスやルール違反を注意することは必要です。

ただ、毎日のように悪いところばかり指摘していないでしょうか。

できなかったことにはすぐ気づく。

しかし、昨日より仕事が早くなった。以前注意したミスをしなくなった。お客様への対応が良かった。

忙しい同僚を手伝っていた。こうした「できるようになったこと」には何も言わない。

それでは、部下からすると、「何をしても評価されず、失敗したときだけ怒られる」職場になってしまいます。

100点から引いていくように部下を見ていませんか?

例えば、新しく入社した従業員を100点から評価しているとします。

報告が遅かったからマイナス5点。電話対応が悪かったからマイナス5点。仕事を覚えるのが遅いからマイナス10点。

書類を間違えたからマイナス10点。悪いところを見つけるたびに点数を引いていく、いわゆる「減点方式」です。

この見方だけを続けていると、どれだけ本人が成長しても、「まだここができていない」「今度はここがダメ」

と、小言が終わりません。そのうち従業員は、「どうせ何をやっても怒られる」と思うようになります。

これでは、仕事に対する意欲が下がっても不思議ではありません。

「褒めて甘やかせ」という話ではありません

ここは誤解してほしくありません。

遅刻しても注意しない・ミスしても何も言わない・会社のルールを守らなくても放置する・そういう話ではありません。

注意すべきことは注意する。しかし同時に、できるようになったことも評価する。それだけです。

「前より早くできるようになったな」「この対応は良かった」「前に注意したところ、直ってるな」

そのうえで、「ただ、ここは次から気を付けてな」と伝える。

悪いところだけを見るのではなく、良くなったところも見る。

減点方式だけでなく、加点方式でも部下を見る。

こうした積み重ねが、従業員にとっての働きやすさにつながります。

採用にはお金をかけるのに、小言で辞めさせていませんか?

人手不足の会社ほど、ここは一度考えていただきたいところです。

求人広告を出す、応募者を集める、面接をする、採用する、仕事を教える。

ようやく仕事を覚えてきた。ところが、上司との人間関係や毎日の小言に疲れて退職する。

そして会社は、また求人広告を出す。これでは採用しても採用しても人が残りません。

人材紹介会社を使えば、さらに大きな費用がかかることもあります。

採用活動にはお金を使うのに、入社した人が辞めない職場づくりには目を向けていない。

そんな状態になっていないでしょうか。

一人辞めると、残った社員にも負担がかかります

従業員が一人辞めれば、その人がやっていた仕事は誰かが引き受けなければなりません。

残った社員の仕事が増える。残業が増える。余裕がなくなる。管理職も忙しくなる。

小言や叱責が増える。そして、また誰かが辞める。この悪循環に入ると、会社はどんどん人手不足になります。

求人を出しても定着しない会社は、「どうやって採用するか」だけではなく、「なぜ辞めるのか」

を確認する必要があります。

「最近の若い人はすぐ辞める」で終わらせないでください

退職者が出ると、「最近の若い人は我慢が足りない」「昔はこれくらい普通だった」と片付けてしまう会社があります。

しかし、本当にそれだけでしょうか。給与が原因かもしれません。

残業時間が長いのかもしれません。有給休暇を取りにくいのかもしれません。

仕事内容と求人票の内容が違うのかもしれません。評価基準が分からないのかもしれません。

上司の小言や指導方法が原因かもしれません。一人の退職だけなら、本人との相性ということもあるでしょう。

しかし、同じ部署で退職者が続く。同じ管理職の部下が次々辞める。

このような場合は、会社側にも何か原因がないか一度確認した方がよいでしょう。

人手不足対策は「求人を出すこと」だけではありません

人手不足になると、多くの会社はまず求人を出します。もちろん採用活動も必要です。

しかし、今いる従業員が次々辞めている状態で採用だけ増やしても、なかなか人数は増えません。

採用する。辞める。また採用する。また辞める。これを繰り返せば、採用費も教育時間も無駄になります。

人手不足対策として、現在いる従業員が長く働ける職場をつくることも同じくらい重要です。

給与や休日だけではありません。社長や管理職が、普段どのように部下へ声を掛けているのか。

会社が従業員をどのように評価しているのか。これも立派な労務管理です。

退職者が続いている会社は、労務管理を一度点検してみませんか?

求人を出しても人が定着しない、退職者が続いている、従業員のトラブルが多い、労務管理に問題がないか不安。

このような会社では、小言だけが原因とは限りません。

雇用契約書・労働時間・残業代・有給休暇・給与計算・就業規則・管理職の指導方法。

社内の相談体制。いくつもの小さな問題が重なって、従業員の退職につながっている場合があります。


秋山社会保険労務士事務所では、会社の労務管理上の問題点を確認する労務健康診断を行っています。

「法律違反があるか」だけを見るものではありません。社員が定着しにくい原因が会社の労務管理のどこにあるのか。

第三者の立場から確認し、改善すべき点を洗い出します。問題が大きくなってから、社員が辞めました・労働基準監督署に相談されました・未払い残業代を請求されました。と対応するより、早い段階で見直した方が会社の負担は小さくなります。求人広告をもう一度出す前に、なぜ今いる社員が辞めるのか。

一度そこから考えてみてください。

退職者が続いている、人材がなかなか定着しない、社内の労務管理を一度確認してほしいという会社は、秋山社会保険労務士事務所までご相談ください。




対応地域:全国対応

主な対応地域:尼崎市、西宮市、大阪市、伊丹市、兵庫県、大阪府

対応方法:チャットワーク、メール、オンライン面談、電話、訪問

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