【労務】高所作業車・フルハーネス・アーク溶接――従業員の特別教育、会社で確認できていますか?
2026年08月05日 08:25
尼崎をはじめとする阪神工業地帯では、高所作業車やフルハーネス、アーク溶接を使用する会社が
少なくありません。
しかし、従業員が必要な特別教育や技能講習を修了しているか、会社で把握できているでしょうか。
高所作業車
高所作業車は、作業床の高さによって必要な資格が異なります。
10メートル未満:特別教育
10メートル以上:技能講習
「小さい高所作業車だから資格はいらない」というわけではありません。
フルハーネス安全帯
フルハーネス安全帯を使用する人全員が、特別教育の対象になるわけではありません。
原則として、高さ2メートル以上で作業床を設けることが困難な場所において、フルハーネス安全帯
を使用して作業する場合に特別教育が必要です。
実際の作業場所や作業内容を確認して判断する必要があります。
アーク溶接
アーク溶接機を使って溶接や溶断を行う従業員には、アーク溶接等の業務に係る特別教育が必要です。
「ベテランだから大丈夫」
「前の会社で教えてもらった」
というだけでは、特別教育を修了したことにはなりません。
また、アーク溶接では、溶接ヒューム対策、換気、呼吸用保護具、作業主任者の選任なども確認が必要です。
修了証を本人任せにしていませんか?
会社では、少なくとも次の事項を確認しておきましょう。
修了証の写し
教育や講習の正式名称
実際に担当させる作業
使用する機械や設備
保護具や器具の点検状況
従業員ごとの資格・特別教育台帳を作成しておけば、現場への配置や元請からの確認にも対応しやすくなります。
まとめ
高所作業車、フルハーネス、アーク溶接では、それぞれ必要な資格や特別教育が異なります。
「現場に入れているから大丈夫」
「今まで事故がなかったから問題ない」
ではなく、会社が修了証と実際の作業内容を確認することが大切です。
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